昨日は怒涛の一日でした。感染予防及び学校保健のローカルスタッフに最後の申し送りをしたり、手洗いのポスターを配ったりと最後まで仕事をしていました。そして家の掃除と荷物のパッキング。夜行バスに間に合わないかもと思いながら一日を過ごしていましたがどうにか間に合いました。この写真は手洗いポスターをもつ私と感染予防のスタッフ。
午後クリニックから去る前に最後のお別れをみんなに言いました。中には昨日知ったスタッフもいてびっくりしていたようでした。内科病棟のリーダーには「あいこ、何で早く教えてくれなかったの!送別会ができないよ〜!」と嘆かれました。私自身も最後のメータオの日には送別会をしてお別れをみんなにきちんと言いたかったんだけど・・・。
今日は最後だったのでスタッフからかかってくる携帯電話が鳴りっぱなし。最後にお別れを言ったはずの感染予防のスタッフから「あいこ、10分でもいいから滅菌材料室に来て」と言われ、行ってみると感染予防の全員のスタッフが私を待ってくれていました。そしてお菓子とジュースを用意してくれてささやかな送別会を開いてくれました。最後にみんなからカレン族の民族衣装着をお別れのプレゼントとしていただきました。急なことだったのにみんな私のこと気にかけてくれていたんだ・・・と思うと目が潤んできました。
「今度はいつメータオに帰ってくるの?半年後?一ヵ月後?みんな、あいこがいなくなってとても寂しいよー!」と多くのスタッフに言われました。何度も帰国を繰り返しているので今回の帰国もすぐメータオに帰ってくるのだとみんなが思っているのかもしれません。
唇をかみしめながら「来月かな?1年後かな?わからないけど必ず戻ってくるよ!」と笑顔で答えたつもりです。
最後アパートを片付け空っぽの部屋をみると涙がぽろぽろと出てきました。本当に私帰国するんだ・・・って。クリニックで一緒に働く仲良しのアメリカ人の医師である友達やタイ人のスタッフに、車をだしてもらい最後バス停まで見送ってもらいました。
ぼろぼろになって泣いている私をみて友達が「きっとあいこにとって、メータオ・クリニックは自分の家のように感じているから、別れるのが悲しいんだね」と。
私にとってメータオ・クリニックはかけがえのない存在です。
毎日優しさと笑顔に包まれていた2年間。
メータオ・クリニックに出会い私は忘れてかけていた心の豊かさを思いだすことができました。こんなに自分が毎日顔をあげて笑顔でいたのはまるで子どもの頃のようです。
「せやまー!ためさびびら?(ビルマ語:先生、ご飯を食べた?)」
みんなの元気な声をまた聞きたいです。あの笑顔を見たいです。
こんなことを書いていたら寝不足なのかまた涙がでてきました。
メータオ・クリニックにご支援していただいた皆様、私を応援してくれた皆様、本当に本当にどうもありがとうございました。皆様からのご支援、ご声援のおかげで私は2年間無事に活動を終えることができました。心から感謝の気持ちを述べたいと思います。
そして今後メータオ・クリニック支援の会より医師を派遣する予定です。またホームページでお伝えしたいと思います。
私自身は6月から熱帯医学を大学で勉強し、近い将来大学院で公衆衛生を勉強することを目標にしています。同じ空の下で何マイルも離れているメータオ・クリニックのことを思いながら次の目標に向かっていきたいと思います。
今日できょうのメータオは最後です。
応援、本当にどうもありがとうございました。
Aiko

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