2009年01月09日

結核とエイズの患者さん

今マラリアの患者さんは病棟に1人もいません。病棟も患者数は満床に近いですがマラリアが多い雨季みたい患者さんが床に横になるという様子はないです。

マラリアの患者さんがいないから目立つ患者さんは結核疑いの患者さんとエイズの患者さん。
最近は結核疑いの患者さんを問診、聴診しないでも「おおっ。この人結核だ・・・」とわかるようになりました。咳の回数が尋常ではないし顔、身体、全体的に痩せこけています。この前もどこかでおじさんのひどい咳が聞こえると振り返ってみたら痩せこけた15歳の女の子が咳をしていました。もしや・・・と思うとやはり数日後に結核ということが判明。

以前にもいいましたがメータオ・クリニックでは結核の患者さんの入院受け入れ、治療を行っていません。結核疑いの患者さんの入院は受けます。そして痰のテストを3回して結果が陽性だったら国境なき医師団の結核専門病院に転送します(国境なき医師団はでも2009年中にプロジェクトを終了しSMIUという団体がこれから結核の患者さんを引き取ることになりました)。

国境なき医師団に患者さんを引き渡すことになっても結核疑いの患者さんはクリニックで入院している間に結核菌を排菌しているかもしれないということになりますよね。うちの病棟では結核疑いの患者さん専用の部屋はなく、低い壁だけで結核の患者さんとそうでない患者さんを分けています。これでは簡単に排菌できると思うのは私だけでしょうか・・・。そしてことがあろうに結核疑いの患者さんのすぐそばにはエイズを発症した患者さんが・・・。ひぃ〜!!簡単に免疫力が落ちているエイズの患者さんに結核が移ってしまいます(大汗)

これには結核とエイズの患者さんが寝れるベッドと場所が限られているという事情もあります。
スタッフもこの問題について意識はしています。結核疑いの患者さんにマスクをしてもらっているのですが。

困ったものです。本当は結核疑いの患者さんように場所を確保したく内科病棟も設立して10年以上も経つので病棟のリフォーム、結核部門の部屋を増設できたら・・・スタッフと私の夢です。

Aiko
ニックネーム 現地事務局 at 22:58| 日記